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有生子のエッセイ

次の扉、来年のひなまつり

2021/3/4(木)
気づけば、2021年ももう3月。

今、「次の扉」への準備をしています。
このサイトを開設した頃から、考え始めていたのですが、
東京を離れ、夫の故郷である熊本へ移住することに決めました。
古き佳き伝統文化が息づく、素敵な街です。
夫婦ふたり、人生の次の扉を開けようとしています。

引っ越しはもう少し先。オリンピック・パラリンピックが終わった頃を予定していますが、
すでに我が家は段ボール箱の山・・・
じつは、わたしたちの荷物ではなく、
移住後に予定している新しい事業の備品(おもに食器類)なんです。

「新しい事業」というとなんだか堅苦しいけれど、
わたしたちが住む古民家(明治時代に建てられた築150年ほどの古い家)を開放して、
地域の人たちが気軽に、ふらりと立ち寄れる場所にしたいな、と。
子供たちが学校帰りに本を読んだり、クリスマスなど季節のイベントを楽しんだり。
大人たちはシニアも含めて、お茶やお喋りだけでなく、俳句やパン教室などに参加できるような、
そんな、様々な人たちが集う「コミュニティ」の場にして、
新参者のわたしたちも、町の人々のなかへ溶け込んでいけたら、と考えているのです。

まだまだアイデアの段階で、具体的には未定なことばかりですが、
古民家には古い食器が似合う!と、去年の暮れから、
フリマサイトで少しずつ、茶器やコーヒーカップ、お皿などの和食器を集め始めています。
同じ柄でも年代によって微妙に違っていたり、
中古だから、使用頻度によって色褪せていたり。
陶器ならではの魅力を感じながら、探して見つけて、を繰り返しつつ、
届いたものを確認して、梱包しなおして・・・気づけば好きな本も映画も、
このページもそっちのけで(苦笑)、
この二か月半ほど、没頭していた次第です。

集中も没頭も、未来を見据えてこそだな、と改めて思います。
新しい土地、慣れない場所での不安を凌駕するほどの気持ちで、
今はただ、わが家の古民家に響く、たくさんの笑い声を想像します。

来年のひなまつりには、
近所の子供たちを呼んで、楽しく過ごせるといいな。
わたしのお雛様も、喜んでくれるといいな。
そんな、はやる気持ちを抑えきれない、春です。
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